広島の空き家を自分で管理したい人必見?遠方でも無理なく続ける管理のコツを解説


相続した空き家など、誰も住んでいない家をそのままにしていて大丈夫だろうかと不安を感じていませんか。

特に遠方に住んでいたり、仕事が忙しくて頻繁には通えなかったりする場合、空き家を自分で管理したいと思っても「いつ」「どこまで」やればよいのか判断が難しいものです。

しかし、管理不足の空き家は、建物の老朽化を早めるだけでなく、倒壊の危険や景観の悪化、不法投棄といった防犯・防災面での大きなリスクを抱えています。

この記事では、空き家を自分で管理する際に知っておきたい基礎知識から、最低限必要な訪問頻度とスケジュール、具体的なチェック項目、さらに限界を感じたときの相談先まで、地元の宅建士が順を追って分かりやすく解説します。まずは全体像をつかみ、ご自身に合った無理のない管理方法を一緒に整理していきましょう。

この記事で得られること

  • 広島市で空き家を自分で管理する前に知るべき放置のリスクと基礎知識
  • 遠方・多忙でもできる「空き家を自分で管理」する最低頻度とスケジュール
  • 自分でできる空き家チェック項目一覧(通風・通水・清掃・庭木)
  • 自分での空き家管理に限界を感じたときの相談先と主な選択肢
  • 空き家の売却や利活用を見据えたプロへの相談のタイミング

1. 広島市の空き家を自分で管理する前に知るべき基礎知識

空き家を自分で管理する場合、建物や敷地を適切な状態に保つ責任は「所有者」が負うと法律で明確に位置付けられています。倒壊や建築部材の落下などで近隣に被害が出た場合、損害賠償などの責任を問われる可能性があります。


放置すると固定資産税が高くなる「特定空家」のリスク

管理が不十分で、倒壊の危険や衛生上有害なおそれがある空き家は、市区町村から「特定空家等」や「管理不全空家」に指定されることがあります。

行政からの指導に従わず勧告を受けた場合、土地の固定資産税を安くする軽減措置(住宅用地特例)が外され、翌年からの固定資産税が最大で約6倍に跳ね上がる可能性があります。法制度の面からも「放置せず、日頃から管理すること」が強く求められています。

自分で管理するか、専門業者に委託するかの選択

空き家の管理には、ご自身で定期的に通って手入れをする方法と、専門の管理業者などに委託する方法があります。

空き家の管理方法のメリット・デメリット比較
自分で管理する場合
メリット:直接的な費用を抑えられる
業者に払うお金はかかりませんが、現地までの移動時間や交通費、草刈りなどの肉体的な作業負担がかかります。遠方に住んでいる方にとっては負担が大きくなりやすいです。
委託管理を利用する場合
メリット:時間と労力を大幅に削減できる
毎月数千円〜数万円の委託費用は発生しますが、定期巡回や写真付きの報告書が届くため、離れた場所からでも建物の状態を正確に把握でき、精神的な安心感が得られます。

「現時点では自分で管理する」という場合でも、将来的に負担が大きくなった際にどこから外部の力を借りるかを、今のうちから整理しておくことが大切です。

2. 遠方・多忙でもできる「空き家を自分で管理」する最低頻度とスケジュール

建物は、人が住まず換気や通水が止まると一気に傷みや不具合の進行が早くなります。そのため、空き家を管理する際は「月に1回程度」の点検・訪問を基本に考えることが重要です。

とはいえ、遠方にお住まいの場合などは毎月の訪問が難しいこともあります。その場合は、最低でも「年4回(季節ごとに1回)」は現地での点検を行うスケジュールを組みましょう。

【季節別】空き家管理の重点スケジュール
1
春・夏
(雑草と害虫対策)
気温が上がると雑草や庭木の成長が早くなり、害虫発生や不法投棄の温床になります。草刈りと枝の剪定、室内のしっかりとした換気(湿気対策)を集中的に行います。
2

(落ち葉と排水確認)
台風の通過後や秋口は、落ち葉によって雨どいや排水溝が詰まりやすくなります。水が溢れて外壁を傷めないよう、敷地周りの清掃と屋根・外壁の目視確認を行います。
3

(凍結と設備点検)
寒冷期は給水管の凍結による破裂リスクが高まります。可能であれば水抜きの処置を行うか、室内の異常がないかのチェックを中心に行います。

また、大雨や台風、地震などの大きな災害が発生したあとは、屋根材の落下や塀の倒壊といった急な損傷が生じている恐れがあります。可能な範囲で速やかに臨時訪問を行い、トラブルを早期発見できる体制を整えておきましょう。

3. 自分でできる空き家チェック項目一覧(通風・通水・清掃・庭木)

限られた訪問機会の中で効率よく管理を行うために、現地に到着してから行うべき「必須のチェック手順」をマスターしておきましょう。


到着後すぐに行う!空き家チェックの4ステップ
Step 1
通風・換気
到着したらまず全ての窓と収納の扉を開け、対角線上に風を通し、こもった湿気とカビの原因を外へ逃がします。
Step 2
通水・水漏れ確認
キッチン・お風呂等の各蛇口を数分間開き、サビ水や下水臭を解消します。排水口からの水漏れがないかも見ます。
Step 3
室内清掃
ほこりや虫の死骸を簡単な掃き掃除で取り除きます。小動物の侵入した形跡(フンなど)がないかも確認します。
Step 4
庭木と外周チェック
道路や隣地に越境している庭木がないか、ポストにチラシが溜まっていないかを確認し、防犯性を保ちます。

これらを毎回のルーティンにすることで、短時間でも漏れなく建物の状態を維持することができます。現地には軍手、剪定ばさみ、ほうき、ゴミ袋などの管理セットを常備しておくと便利です。

4. 自分での空き家管理に限界を感じたときの相談先と主な選択肢

「毎月通うのはやっぱりしんどい」「雑草の処理が体力的に限界になってきた」など、自分で空き家を管理することに限界を感じたときは、決して一人で抱え込まず、早めに次のアクションを検討することが大切です。

放置せず、専門家や自治体に相談を

まずは、空き家が所在する市区町村の担当窓口や、地元の不動産会社に相談しましょう。管理の負担を根本から解決するための選択肢としては、以下の3つが挙げられます。

  • そのまま売却する(現金化して管理の苦労を手放す)
  • 建物を解体して、更地として売却・駐車場などにする
  • リフォームをして賃貸に出し、家賃収入を得る

「将来的に使う予定がない」のであれば、建物の価値が完全に下がりきってしまう前に売却を進めるのが最も賢明な選択です。優良不動産販売株式会社では、空き家の現状査定から、そのままの状態で買い取る「不動産買取」など、お客様のご事情に合わせた最適な解決策をご提案しています。

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5. 空き家の自己管理に関するFAQ

空き家を抱える所有者様からよくいただく疑問にお答えします。

Q1.遠方に住んでいて全く通えない場合、どうすればいい?
A1.そのまま放置すると近隣トラブルや行政処分の対象となるリスクが高いため、月額数千円から利用できる「空き家管理サービス(定期巡回サービス)」を利用するか、将来住む予定がないのであれば、早期に「売却」に向けて不動産会社へ査定を依頼することをおすすめします。
Q2.空き家を放置して「特定空家」に指定されるとどうなる?
A2.自治体からの指導や勧告を受け、土地の固定資産税の軽減措置が解除されて税金が最大約6倍に跳ね上がる可能性があります。さらに、倒壊の危険が極めて高いと判断された場合は、行政代執行によって強制的に解体され、その解体費用(数百万円)が所有者に全額請求されます。
Q3.売るか貸すか迷っている状態で、不動産会社に相談しても良い?
A3.はい、もちろんです。「今の状態で売ったらいくらになるか」「リフォームして貸した場合の利回りはどうか」など、プロの目線で具体的な数字をシミュレーションすることで、どちらの選択肢がご自身にとって最適かが見えてきます。まずは現状把握のためにお気軽にご相談ください。

6. 【セルフチェック】空き家管理に向けた5つの確認事項

空き家を放置しないために、ご自身の状況を整理してみましょう。

  • 実家が空き家になった際、誰が・いつ・どのくらいの頻度で管理に行くかを家族で決めている
  • 管理を怠った場合、固定資産税が約6倍になるリスクや損害賠償の責任があることを知っている
  • 空き家を訪問した際の「通風・通水・清掃・外回り確認」の手順を把握している
  • 台風や大雨など、大きな災害があった際にすぐに様子を見に行ける(または依頼できる)体制がある
  • 自分で管理するのが難しくなった際の相談先(地元の不動産会社など)を見つけている

チェックがつかない項目があってもご安心ください。空き家の管理負担を減らし、最適な解決策を見つけるためのサポートは、不動産のプロにお任せください。

まとめ:無理のない管理と、限界を感じる前のプロへの相談が鍵!

空き家を自分で管理するには、所有者責任と放置によるリスクを正しく理解し、無理のない訪問頻度とスケジュールを組むことが大切です。

通風や通水、清掃、庭木の手入れを定期的に行うことで、建物の劣化やご近所トラブル、防犯上の不安を大きく減らせます。一方で、遠方や多忙、体力面の不安から「自分だけではもう無理かもしれない」と感じる場面は必ずやってきます。

その際は、管理の手間から解放される「売却」や、そのままの状態で引き取ってもらえる「不動産買取」など、早めに不動産のプロへ相談することで、より良い選択肢を見つけることができます。

優良不動産販売株式会社では、広島市の空き家事情に精通した「宅建士」が、お客様の大切な資産の現状を正しく査定し、負担を軽減する最適なプランをご提案いたします。

「自分で管理を続けるか、売ってしまうか迷っている」「とりあえず今の価値だけ知りたい」といったご相談でも大歓迎です。あなたにとって最も安心できる解決策を一緒に見つけていきましょう。まずはお気軽にご連絡ください。

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